『ちはやふる-めぐり-』第3話あらすじ&感想|OB西田登場!めぐる&千江莉が“夕霧会”に挑む青春の扉

1.ドラマ概要
- タイトル:ちはやふる-めぐり-
- 放送局:日本テレビ系(毎週水曜22:00〜)
- 初回放送日:2025年7月16日(水)
- 脚本:松本千晶/モノガタリラボ、他
- 演出:藤田直哉 ほか
- 制作:日本テレビ/ROBOT/ウインズモーメント
2.登場人物紹介
- 藍沢めぐる(當真あみ)
退部届を出していたが、奏との対話と仲間の存在を受けて心が揺れ、「自ら選び取る」青春へ踏み出す。 - 白野風希(齋藤潤)
同級生。幼少期からボクシング一筋だったが、怪我をきっかけにかるたへ。自らの意思で人生を選びたいとの葛藤を抱える。父に言えない秘密も。 - 与野草太(山時聡真)
部唯一の現役部員。個人戦で念願のB級昇格を目指し、瑞沢高校・月浦凪と熱戦を繰り広げる。 - 村田千江莉(嵐莉菜)
元野球部マネージャー。誰かを支えるだけではなく、自分の意志で輝きたいという想いからかるた部へ。第3話では野球部を辞めた理由が明かされ、友情や仲間意識の強さが描かれる。 - 奥山春馬(高村佳偉人)
野球部を退いた後、千江莉に誘われる形でかるた部に加入。陽気な性格でチームのムードメーカーとなり、千江莉との掛け合いが印象的。 - 折江懸心(藤原大祐)
瑞沢高校エース。めぐるに再会し「一緒にやろう」と誘い、再び対戦と選択の岐路に立たせる存在。 - 月浦凪(原菜乃華)
B級昇格をかけた草太との試合で存在を示し、強豪として立ちはだかる。 - 西田優征(矢本悠馬)/“肉まんくん”
府中夕霧会会長。厳しい入門テストでめぐるたちの前に立ちはだかる。 - 大江奏(上白石萌音)
OB仲間である西田との再会により、顧問としてだけでなく自分自身の夢に向き合う機会を得る。
3.第3話あらすじ:「第三首 いまはただ」
部員5人となった梅園高校かるた部は、東京都予選出場を目指し滋賀・近江神宮への挑戦を決意。しかし、初心者ばかりの現在、一筋縄ではいかない。奏の仲介で瑞沢OB・西田優征が会長を務める「府中夕霧会」の入門テストに挑む一行。条件はわずか50枚中3枚を取ること。千江莉とめぐるが2人がかりでも1枚取れず不合格となる。
さらに、千江莉の野球部を辞めた切実な理由が明かされ、めぐるは自分の過去とも重ねて思いが揺れる。再テストに向けて猛特訓を続け、ついに2週間後の挑戦で見事に合格。西田の前で合格の瞬間を喜び合い、奏と西田が無言で交わす「ありがとう」の視線が胸に響く。
4.解説・注目ポイント
OB西田の登場が象徴する“伝統と挑戦”
魅力的かつ厳格な“肉まんくん”の存在が、部員たちにとって新たな目標と試練となり、視聴者にもシリーズの重みと深みを感じさせました。
千江莉の過去と友情の芽生え
野球一筋だった彼女の「優しさからの選択」が明かされ、それを受け入れるめぐるとの共鳴が友情を深める感動シーン。
めぐるの覚醒と成長の突然変異
これまで自分を守る姿勢だっためぐるが、挑戦を経て変化し、第三者からも認められる存在へと成長する瞬間が印象的でした。
奏と西田の無言のやり取り
再会の後奏が西田に心の中で「ありがとう」を伝える無音の演出にSNSが感動。言葉より強い絆が伝わるワンカットでした。
“勝ち抜く力”よりも“大切な理由”を描く
単純な強さや勝利よりも、仲間、自己理解、夢への想いという“軸”が描かれる構成が本作らしく、深く刺さる構造になっています。
5.視聴率と視聴者の声
- 第3話視聴率:世帯4.2%、個人2.4%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)
● 視聴者の反応(SNSより)
- 「肉まんくん登場でトレンド入り!」や「肉まんとかなちゃんの関係尊すぎる」など歓喜の声がSNSを席巻。
- 「奏と西田の無言の『ありがとう』、魂をえぐられた…」という投稿も多数。
- 千江莉とめぐるの友情シーンを「まぶしすぎる」「尊い」と感動する声が広がりました。
6.まとめと感想
第3話は、かるたの技術的挑戦だけでなく、心の成長・友情の絆・教師とOBの再会といった“大人と若者の交錯”が鮮やかに描かれました。「夕霧会」での入門テストというイベントを通じて、部員たちが本当の意味で一歩踏み出す回となり、視聴者の胸を熱くしました。
次回は、ライバル校との合同合宿やメンタルの壁に挑む展開に突入。新たな敵・北央学園との対峙にも注目です。
第2話の記事はこちらから
