🕷️MCU版スパイダーマンシリーズまとめ|トム・ホランド版の軌跡と2026年公開予定の最新作『Brand New Day』の展望

はじめに
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)におけるスパイダーマンは、これまでのシリーズと異なり、「ヒーローとしての責任と成長」を真正面から描いた作品群です。
若きヒーロー・ピーター・パーカーが、未熟さや喪失を乗り越え、“真のスパイダーマン”へと成長する姿は、多くのファンを魅了しました。
本記事では、MCU版スパイダーマンの全出演作を詳しく振り返り、最新作『スパイダーマン:Brand New Day』の注目ポイントまで一挙にご紹介します。
🕸 MCU版スパイダーマン出演作品(詳細ガイド)
①『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)
あらすじ:
アベンジャーズ内で意見が分かれ、対立が起きる中、トニー・スターク(アイアンマン)は新戦力としてクイーンズ在住の高校生ピーター・パーカーをスカウト。ピーターは即席でスーツをもらい、キャプテン・アメリカ陣営との空港バトルに参戦する。
- 注目ポイント:
- トニーとの初対面シーンはコミカルでありながらも重要な出発点。
- バッキーの盾を奪ったり、ジャイアントマンに驚いたりと、観客目線のリアクションも魅力。
- 成長の一歩:この時点ではまだ“ヒーローごっこ”の域を出ていないが、トニーに見出され、自信と責任を手に入れ始める。

キャプテンの盾を奪うシーンは本当に興奮しました!スパイダーマンがMCUにきたんだ!!って感じでしたね〜
『困っている人を助けたい』そんなまっすぐな言葉と心がヒーローってやっぱこうだよな〜と思わせます!
②『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)
あらすじ:
トニー・スタークにスカウトされた後、ピーターは「地元の親切なヒーロー」として活動。だが、NYでチタウリの残骸を元に違法武器を流通させる“バルチャー”の存在を知り、独自に立ち向かおうとする。
- 注目ポイント:
- スーツに内蔵されたAI「カレン」との会話がユニーク。
- 文化祭、デート、ヒーロー活動の板挟み感が青春ドラマのよう。
- 実はガールフレンドの父親が敵だった、という驚きの展開。
- 成長ポイント:トニーから預かったスーツを一度没収され、「スーツがなくても自分はヒーローなのか?」という葛藤を通じて、自立の第一歩を踏み出す。

MCUに今までなかった学園青春ヒーロー映画!師匠として出てくるアイアンマンの『スーツなしじゃダメなら、スーツを着る資格はない』は大好きな名言です。
③『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)
あらすじ:
地球に迫るサノスの脅威に対抗すべく、ピーターはアイアンマンと共に宇宙へ。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーやドクター・ストレンジらと力を合わせ、サノスの“指パッチン”を阻止しようとする。
- 注目ポイント:
- ナノテクノロジーを使った新スーツ「アイアン・スパイダー」初登場。
- タイタンでの戦闘シーンでの戦術的連携はスパイディの成長を実感させる。
- 「Mr. Stark, I don’t feel so good…」という名台詞はMCU屈指の名シーン。
- 成長ポイント:宇宙での戦いに身を投じることで、自分が背負うものの大きさを実感。子ども扱いされていた彼が、戦士の一人として認められ始める。

登場のスパイダーセンスむずむずシーンが好きすぎる!トニーとの関係性も深まっていてグッとくる!エンドゲームに繋がる重要な役割もあり見逃せない作品です!
④『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)
あらすじ:
“指パッチン”で消えた人々が5年後に復活。ピーターはトニーとの再会を果たし、サノスとの最終決戦に挑む。
- 注目ポイント:
- ポータルから現れるスパイダーマンの登場は劇場を沸かせた名場面。
- トニーの死に涙しながら、スーツ越しに彼の手を取るラストは感動的。
- 「インスタントキルモード」発動で異星生物を圧倒する戦闘も見どころ。
- 成長ポイント:トニーの遺志を受け継ぎ、“守られる側”から“次の世代を導く側”への転換点となる。

ラストの戦いで登場した時は本当に興奮しました!トニーとの関係性にも思わず涙。
この先の作品でもピーターの変化を知る上で欠かせない作品です。
⑤『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)
あらすじ:
トニーの死を乗り越えようとするピーターは、ヨーロッパへの修学旅行中、異次元のヒーロー“ミステリオ”と出会う。彼の助けを借りて脅威に立ち向かうが、そこには大きな陰謀が隠されていた。
- 注目ポイント:
- “エイディス”の眼鏡とドローンによるテクノロジー操作がユニーク。
- 幻覚攻撃のシーンはMCUでも珍しい演出。
- エンドクレジットでスパイダーマンの正体が暴露されるという衝撃の展開。
- 成長ポイント:トニーが遺したテクノロジーの意味を考え、「自分のスタイル」を模索する。

ハッピーが絶望しているピーターにかけた言葉が良すぎる。。。
ヒーローとしての自分を再確認する重要な作品です。
⑥『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)
あらすじ:
正体が暴露されたピーターは、ドクター・ストレンジに魔術で人々の記憶を消してもらおうとするが、失敗によりマルチバースが崩壊。別ユニバースのスパイダーマンたち、そしてかつてのヴィランたちが集結する。
- 注目ポイント:
- トビー・マグワイア、アンドリュー・ガーフィールド両名が夢の共演!
- ヴィランたちに“救い”を与えるというヒーローとしての新たな価値観。
- メイおばさんの死、MJとの別れ、世界から忘れられる結末はシリーズ随一の切なさ。
- 成長ポイント:犠牲を厭わず、誰からも知られなくなることを選んだピーター。“大いなる力には、大いなる責任が伴う”を体現する決断。

何度もみたくなる名作!どんな人にでもやり直すチャンスはある。
分け隔てなく人を救おうとするピーター。彼がヒーローなのは能力ではなくその心なのだと再認識できる名作です!
🆕『スパイダーマン:Brand New Day』の最新情報
- 公開予定日:2026年7月31日(米国)
- 監督:デスティン・ダニエル・クレットン(『シャン・チー』)
- 主演:トム・ホランド
- 脚本:マッケナ&ソマーズ(『ノー・ウェイ・ホーム』の脚本チーム)
予想される物語:
・前作の記憶リセットにより、“誰にも知られていないヒーロー”になったピーター。
・今作では、原作『Brand New Day』(2008年)に着想を得て、完全に孤独なヒーローとして新たな人生を歩む姿が描かれると見られています。
・従来のテクノロジー重視から、より“原点回帰”の戦いが期待されています。
- 注目キャスト(噂):
- セイディー・シンク:マルチバース経由で“スパイダーガール(メイデイ・パーカー)”として登場?ストレンジャーシングス等に出演。
- ゼンデイヤ(MJ)&ネッドの再登場も噂されており、「再会」があるかが注目ポイントです。
まとめ|スパイダーマンは「青春」と「責任」を描く唯一のMCUヒーロー
MCUにおいてスパイダーマンは、“守られる少年”から“真のヒーロー”へと変貌してきました。
次作『Brand New Day』では、完全に孤独な状態での再出発が描かれ、より内面的で成熟したピーター・パーカーが見られることでしょう。
青春・喪失・再起というテーマを貫くMCUスパイダーマン。その歩みは、これからもファンの心に深く残り続けるに違いありません。

MCUの中でもファンが多いスパイダーマン!その成長する姿はMCUという長期シリーズだからこそ描けることだと思います。この先のスパイダーマンの成長を皆んなで見届けましょう!