自由研究には向かない殺人|エマ・マイヤーズ主演NETFLIXで配信中!青春×本格ミステリーの魅力を徹底解説

Netflixの話題作『自由研究には向かない殺人(原題:A Good Girl’s Guide to Murder)』。人気急上昇中のエマ・マイヤーズが主演を務める本作は、青春ドラマと本格推理が絶妙に融合した“新感覚ティーン・ミステリー”です。
本記事では、あらすじやキャスト紹介、作品の見どころ、制作秘話までを徹底解説。ネタバレなしで、初見の方でも物語に引き込まれる構成に仕上げました。
作品概要|『自由研究には向かない殺人』とは?
- 原題:A Good Girl’s Guide to Murder
- 配信開始日:2024年8月1日(Netflix独占配信)
- 話数:全6話(各話約43分)
- ジャンル:ミステリー/サスペンス/青春ドラマ
- 原作:ホリー・ジャクソン『A Good Girl’s Guide to Murder』(NYタイムズベストセラー)
- 主演:エマ・マイヤーズ(『ウェンズデー』のエニッド役)
- 制作国:イギリス(BBC×Netflix)
あらすじ|5年前の未解決事件に挑む17歳の少女の“自由研究”
イギリスの田舎町・リトルキルトン。5年前、人気高校生アンディ・ベルが失踪し、恋人のサル・シンが「自分が殺した」と遺書を残して自殺。警察は事件として処理しましたが、遺体は見つかっていません。
17歳の優等生ピップ・フィッツ=アモビは、学校の自由研究でこの事件を再調査。サルの弟ラヴィとともに真相を探る中で、町の人々の裏の顔や過去の秘密が次々と明かされていきます。
主要キャスト・登場人物紹介
ピップ・フィッツ=アモビ(演:エマ・マイヤーズ)
頭脳明晰で優秀な高校生。正義感と行動力で5年前に起きた事件に挑む。
ラヴィ・シン(演:ゼイン・イクバル)
ピップの調査パートナーで、兄サルの名誉を晴らそうとする。
アンディ・ベル(演:インディア・リリー・デイヴィース)
事件の被害者。周囲からは“理想の女子”とされていたが…?
サル・シン(演:ラフール・パットニ)
アンディの恋人で、事件後に自殺。アンディを殺害した犯人とされている。
カーラ・ウォード(演:アシャ・バンクス )
ピップの親友。彼女の調査を見守る立場に。
このドラマの魅力とは?|見どころポイント4選
高校生探偵が挑むリアルなミステリー
高校生のピップが事件の真相を掴むため必死にヒントを得ようと奮闘します。
その中でピップの成長と正義とは何かの葛藤が等身大に描かれる。
二転三転するストーリー展開
各話で新たな事実が判明し、目が離せません。事件に繋がりそうなヒントの散りばめ方が巧みで、終盤でそのヒントのピース達が見事に繋がっていく様は本当に見事で謎解きミステリーとしても優秀な作品です。
エマ・マイヤーズの圧巻の演技
アメリカ出身ながら英国アクセントを習得し、シリアスな演技で魅せます。
自分のしていることは本当に正義なのか、葛藤する姿を見事に演じています。
青春×サスペンスのバランス感覚
高校生らしい友情・恋・家族など青春要素も丁寧に描かれています。
謎解きだけじゃないピップの周りにいる人たちも魅力的に描かれています。
映像美と音楽センスの融合|雰囲気だけで惹き込まれる作品世界
『自由研究には向かない殺人』は、そのストーリー展開や演技だけでなく、視覚と聴覚のディテールでも観る者を物語に引き込みます。
イギリスの田舎町を舞台にした映像美
物語の舞台・リトルキルトンは架空の村ながら、撮影はイングランド南西部・サマセット州やブリストルなどで行われました。
街灯の少ない夜の森、どこかノスタルジックな住宅街、煉瓦造りの校舎など、閉塞感と静けさが共存する画づくりが特徴です。
特に夕暮れの光や、蛍光灯の青白さを活かした室内のトーンなど、心理描写と照明演出が巧みに連動しており、視覚からも緊張感や不穏さが伝わります。
音楽と編集による演出の妙
本作では、DJセット風のプレイリストのような選曲が特徴的。ローファイ、アンビエント、インディー・ポップなど、多様なジャンルの楽曲が各話のトーンに寄り添う形で流れます。
- 第1話では、ピップの調査開始を象徴するような軽快なエレクトロ・ポップ
- 第3話では、失踪事件の過去が明かされる場面にドリーミーなサウンドスケープ
- 最終話では、ピップの選択を後押しするような静かでエモーショナルなピアノ曲
Spotifyでは公式プレイリストも配信されており、視聴後に余韻を反芻できる仕掛けも魅力のひとつです。
音と映像が共鳴する、“没入型ドラマ”の完成形
編集テンポの良さとサウンドの選択が絶妙に組み合わさり、場面ごとの感情のうねりを視覚・聴覚の両面から増幅させています。
ホラーではないのに“ぞくっとする”、青春ものなのに“沁みる”。
そんな不思議な感覚を生み出すのが、この作品のサスペンス×音楽×映像の融合力です。
裏話・制作エピソード
アクセント習得は2週間!
エマはアメリカ出身ながら完璧な英国英語を習得
ピップは“神経多様性”の象徴?
制作陣は「共感されるキャラクター像」を意識。
シーズン2の制作決定!その後の原作の物語とは?
続編であるシーズン2は原作第2巻『Good Girl, Bad Blood(邦題:優等生は探偵に向かない)』がベースとなっています。物語はピップの友人コナーの兄ジェイミーが失踪したことから始まります。
そして次作の第3巻である、『As Good As Dead(邦題:『卒業生には向かない真実』)』では前作2作で起きた事件の全てが繋がるシリーズ最終章に相応しい作品。更には誰も予想できなかった衝撃の展開も待っています。
気になる方は是非原作も読んでみてください!

実写ドラマも原作第3巻まで描いてほしいです!!
原作との違いと今後の展開
原作ファンにも新鮮な体験を提供するよう、ドラマ版ではキャラクター描写に厚みが加えられています。とくにピップの心の動きや葛藤に焦点が当てられ、感情移入しやすい構成です。
Netflixではシーズン2の制作が発表済み。続編では、さらなる難事件とピップ自身の変化が描かれる予定です。
まとめ|観るべき理由は“感情に響くミステリー”だから
『自由研究には向かない殺人』は、ミステリーとしての完成度はもちろん、主人公の内面に迫る人間ドラマとしても魅力的です。
- 鋭い推理と緻密な構成
- 視聴者の心を揺さぶる青春のリアル
- 今後の展開が楽しみなシリーズ性
Netflixで配信中の今、見逃せない1本。ぜひその目で“真実”を確かめてください!
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